君がいなくなった世界
心のどこかでは、もう出ないって分かってる。
でも、それをどうしても認めたくない。
認められないんだ。
「翼っ。戻ってきてよっ……」
1人の静かな部屋の中で、昨日と同じように、ボロボロと涙が流れてきた。
でも、それをどうしても認めたくない。
認められないんだ。
「翼っ。戻ってきてよっ……」
1人の静かな部屋の中で、昨日と同じように、ボロボロと涙が流れてきた。