君がいなくなった世界
話しかけると同時に翼をみると、一瞬驚いた顔をしたあとすぐに何かを決意した顔になった。

「もものことが、小さい時から好きです!付き合ってください」

もも。

……え、私の名前だよね?

「え?私?」

頭で考えてることが、思わず口から漏れる。

「俺、他のもも知らないし、小さい時から知ってる青木ももなんてお前しか居ないだろ?」
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