殿下が恋をしたいと言うのでさせてみる事にしました。婚約者候補からは外れますね
馬車に乗り込み揺られていると眠たくなってしまいました。そのまま眠ってしまったようで、ブラッドに部屋まで運ばれたのだとノーマンに言われ、朝からお説教を受けました。
「昨日はごめんね。眠たくなっちゃって、重かったでしょう?」
ブラッドに謝ると「いつもの事だよ……」
と呆れられているようでした。
姉としてしっかりしなければいけないなと反省しました。
夜会の後にまた招待状が沢山届いたらしいです。
ノーマンの説教の中には、ブラッドは家族だが、男性であるという事を忘れるな! ブラッドだから良いものの、他の男性の前で眠るなどあってはならない! どうなるか分かるか? とネチネチ………………言われ続けたので、暫く夜会には行かないことにします。
暗くなると自然に眠たくなるのですが、人が大勢いてキラキラ……ざわざわ……している会場って余計に眠たくなるんですね。