殿下が恋をしたいと言うのでさせてみる事にしました。婚約者候補からは外れますね
「ノーマンは元気か?」
「はい! 相変わらずです」
「今度連れてきてくれる? それとマドレーヌと仲良くしてくれているんだって? 今度私ともお茶会をしよう」
「えぇ、是非お話を聞かせてください」
にこりと笑みを返す。
「……その茶会、私も参加、」
殿下が何かを言いかけましたが、オーウェン様とお話をされたい方が、チラチラこちらを見ていますので、場を離れなくては行けませんね。
「オーウェン様とお話をされたい方がお待ちですね。長く時間を取らせてしまってすみませんでした」
挨拶をして頭を下げた。
「また後でね、カテリーナ」