病の君へ
「お兄さん!!危ないっっっ!」

その声とピロリンッと通知を知らせる音が聞こえた瞬間、俺はトラックに投げ飛ばされた。

頭からどくどくと赤い液体が流れ出るのが分かる。

俺は実香の名前を呼びながら意識を失った。
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