また、君と笑顔で会える日まで。
「でもさぁ……」
「いいのいいの。そのかわり、いろんなお話しよう?」
「話?」
「そう。これからの話。リリカちゃんって夢はある?」
「あたし〜?まあ、あるっちゃあるけど」
「そうなの?何?」
私とリリカちゃんはベッドを背にフローリングの床に揃って座った。
「臨床心理士」
「それって何?」
「簡単にいうと、心の専門家って感じかな。心の問題にアプローチしたりする仕事」
「そんな仕事があるんだ。すごいね」
「まあ、なれるかどうかもわかんないけどね。うちって家庭環境酷くて子供の頃からめちゃくちゃ苦労したの。でも、自分の親のことを人に話すことってできないんだよね。聞いてほしいけど、話す人がいないの。そういう子供とか辛い過去を持って大人になっても苦しんでる人とかの力になってあげたくて」
「すごいね。そこまで考えてるなんて」
「そうでもないよ。萌奈は?」
「私は教師になりたい」
「へぇ、意外だね!でも、いいかも!!」
「私もね、中学の時色々あって不登校になったりしたんだけど、その当時の担任の先生が私のことを見捨てないで色々協力してくれたから高校にも入学できたの。中学生って色々と大変な時期だと思うんだ。だから、生徒にちゃんと向かい合って寄り添ってあげられる、そういう先生になりたいの」
「いいのいいの。そのかわり、いろんなお話しよう?」
「話?」
「そう。これからの話。リリカちゃんって夢はある?」
「あたし〜?まあ、あるっちゃあるけど」
「そうなの?何?」
私とリリカちゃんはベッドを背にフローリングの床に揃って座った。
「臨床心理士」
「それって何?」
「簡単にいうと、心の専門家って感じかな。心の問題にアプローチしたりする仕事」
「そんな仕事があるんだ。すごいね」
「まあ、なれるかどうかもわかんないけどね。うちって家庭環境酷くて子供の頃からめちゃくちゃ苦労したの。でも、自分の親のことを人に話すことってできないんだよね。聞いてほしいけど、話す人がいないの。そういう子供とか辛い過去を持って大人になっても苦しんでる人とかの力になってあげたくて」
「すごいね。そこまで考えてるなんて」
「そうでもないよ。萌奈は?」
「私は教師になりたい」
「へぇ、意外だね!でも、いいかも!!」
「私もね、中学の時色々あって不登校になったりしたんだけど、その当時の担任の先生が私のことを見捨てないで色々協力してくれたから高校にも入学できたの。中学生って色々と大変な時期だと思うんだ。だから、生徒にちゃんと向かい合って寄り添ってあげられる、そういう先生になりたいの」