世界で一番大嫌いな君へ
ましろは学年の中で一番頭がいい。そのため、凌はいつもましろに勉強を教えてもらっている。苦手な算数や漢字も、ましろに教えてもらっているというだけでやる気が起きてしまうのだから不思議だ。
「はい、おやつよ〜!ましろちゃんと一緒だと凌がちゃんと宿題をするから助かるわ〜!」
「母さん、余計なこと言うなよ!」
ジュースとおやつのクッキーを持って来た母がニマニマ笑いながら言い、恥ずかしさが込み上げて凌は大きな声で言い、母を部屋から追い出す。顔を真っ赤にしながら息を吐き、振り返ると、クッキーをましろが一つ手に取り、口に入れていた。
「んっ、おいしい〜!」
頰を緩ませながらましろは言う。その表情に凌はまた胸が高鳴ってしまった。勉強中のましろの真剣な表情も好きだが、優しい表情を浮かべているましろも好きだ。
「相変わらずおいしそうに食べるな〜」
凌の顔にも笑みが自然と浮かぶ。ましろはニコニコしながらクッキーを凌に差し出した。
「凌ちゃんも食べよう?」
「はい、おやつよ〜!ましろちゃんと一緒だと凌がちゃんと宿題をするから助かるわ〜!」
「母さん、余計なこと言うなよ!」
ジュースとおやつのクッキーを持って来た母がニマニマ笑いながら言い、恥ずかしさが込み上げて凌は大きな声で言い、母を部屋から追い出す。顔を真っ赤にしながら息を吐き、振り返ると、クッキーをましろが一つ手に取り、口に入れていた。
「んっ、おいしい〜!」
頰を緩ませながらましろは言う。その表情に凌はまた胸が高鳴ってしまった。勉強中のましろの真剣な表情も好きだが、優しい表情を浮かべているましろも好きだ。
「相変わらずおいしそうに食べるな〜」
凌の顔にも笑みが自然と浮かぶ。ましろはニコニコしながらクッキーを凌に差し出した。
「凌ちゃんも食べよう?」