サキュバスの年の差@純愛物語 イリスとシオン・魔法の恋の行方・シリーズ8
「イリス・・あなたは!!」
バケツを持った少年と、
シオンが神殿から走ってくる。
「あの、畑の葉や茎に触ったのですね」
イリスの金と青の瞳が鋭く、とがめるように見えた。
バシャーーーン
少年はバケツの水を、イリスにぶっかけた。
「何・・すんだよぉ・・」
立とうとしたが、腰が立たない。
力が入らずに、へなへなと崩れてしまった。
「あれは毒でかぶれるのです。
すぐに触ったところを、洗い流さないと!!」
「へ・・・・?」
イリスの手首を引っ張って、
井戸のそばに座らせた。
少年とシオンは、
交代で水を頭からぶっかける。
イリスは、びしょぬれの黒猫のようになさけない姿になった。
「すぐに、かぶれ止めの薬を塗りましょう」
シオンは早口で言い、
イリスの腕をひっぱり、神殿の小部屋に連れ込んだ。
「水を拭いてください。
私は薬を準備しますから」
バケツを持った少年と、
シオンが神殿から走ってくる。
「あの、畑の葉や茎に触ったのですね」
イリスの金と青の瞳が鋭く、とがめるように見えた。
バシャーーーン
少年はバケツの水を、イリスにぶっかけた。
「何・・すんだよぉ・・」
立とうとしたが、腰が立たない。
力が入らずに、へなへなと崩れてしまった。
「あれは毒でかぶれるのです。
すぐに触ったところを、洗い流さないと!!」
「へ・・・・?」
イリスの手首を引っ張って、
井戸のそばに座らせた。
少年とシオンは、
交代で水を頭からぶっかける。
イリスは、びしょぬれの黒猫のようになさけない姿になった。
「すぐに、かぶれ止めの薬を塗りましょう」
シオンは早口で言い、
イリスの腕をひっぱり、神殿の小部屋に連れ込んだ。
「水を拭いてください。
私は薬を準備しますから」