サキュバスの年の差@純愛物語 イリスとシオン・魔法の恋の行方・シリーズ8
イリスは、同意のうなずきをしながら、
「私はマダム、熟女をターゲットにしようと思っているんだけどさ」

イリスは、赤ん坊の小さな手を、
そっと握った。
「オンナってさ、いつでも綺麗なものを、身につけたいと思うじゃん?
レースやリボンやキラキラは、
年齢関係なく、気持ちを上げるよね。
年とっても、その気持ちを大切にしたいよね」

イリスの言葉に、アクアはうなずいた。
「んで、考えていたんだけど、
年齢が高くなれば、素材が重要だと思うんだ。
肌に優しくて、高級感があるものがね。
ねっ、あなたもそう思うでしょう?キアラちゃん」

赤ん坊は呼びかけられて、キャツキャツと笑った。

「シルク、絹なんかどうかと思って。
フェアリー領ならば、どこで手に入る?」

アクアは少し考え込んで
「絹は・・特別なのです。
神殿の儀式とか、式服にしか
使ってはいけないものなので」

「でもさ、あるにはあるんだ」

アクアは困った顔をした。
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