サキュバスの年の差@純愛物語 イリスとシオン・魔法の恋の行方・シリーズ8
「私は、あなたのサキュバスとしての生き方を、その自由を奪いたくなる。
他のオトコの精気を取ることを、
許せなくなる」
イリスが叫んだ!
「んだからさぁ、専属契約でいいって!」
すると、
イリスの髪に飾ったつるが、
どんどん伸びて、葉が茂りはじめて、小さな花がこぼれるように咲いていく。
シオンは静かに、その様子を見て
「神殿巫女は・・・王の隣に座る権利があるのです」
ツタは床まで長くなり、さらに、
つるを伸ばして繁っていく。
「だからぁ、専属契約!!」
イリスの叫びに、シオンは、
微かに横に首を振った。
「いいえ、神殿巫女は、王妃の座に座るのです。
あなたは神殿巫女ですから」
<王妃の座>
その予想だにしない言葉に、
イリスは、自分の口に手をあてた。
自分の心臓が、飛び出してきそうだったからだ。
サキュバスに、<真実の愛>を告白するものはいない、そう思って生きてきた。
他のオトコの精気を取ることを、
許せなくなる」
イリスが叫んだ!
「んだからさぁ、専属契約でいいって!」
すると、
イリスの髪に飾ったつるが、
どんどん伸びて、葉が茂りはじめて、小さな花がこぼれるように咲いていく。
シオンは静かに、その様子を見て
「神殿巫女は・・・王の隣に座る権利があるのです」
ツタは床まで長くなり、さらに、
つるを伸ばして繁っていく。
「だからぁ、専属契約!!」
イリスの叫びに、シオンは、
微かに横に首を振った。
「いいえ、神殿巫女は、王妃の座に座るのです。
あなたは神殿巫女ですから」
<王妃の座>
その予想だにしない言葉に、
イリスは、自分の口に手をあてた。
自分の心臓が、飛び出してきそうだったからだ。
サキュバスに、<真実の愛>を告白するものはいない、そう思って生きてきた。