サキュバスの年の差@純愛物語 イリスとシオン・魔法の恋の行方・シリーズ8
シオンは、左手の薬指にはめていた、銀の指輪をはずした。
「これをあなたに。
王の紋章であるサトウカエデの刻印があります」
その間も、
つるは神殿の床を埋めるように、
伸びて繁り、次々と花を咲かせていく。
「王妃の座に、あなたが座るのなら、婚姻の儀式を、誓いのキスを・・」
イリスは目を見開いたまま、
催眠術にかかったように、動けない。
シオンの大きな手が、イリスの肩を引き寄せた。
そのままシオンの唇が、イリスの唇に触れた。
次の瞬間、
シオンの手がイリスの頭を押さえて、強く舌を絡めてきた。
え・・・・甘い・・・・
それは、ずいぶん長い時のように思えた。
イリスの体から力が抜けていくと、ふと、手が緩んだ。
「なんだよー、キス、
すげーぇ、うめーじゃん」
イリスが顔を上気させ、うめいた。
「まぁ、長く生きていますからね」
「これをあなたに。
王の紋章であるサトウカエデの刻印があります」
その間も、
つるは神殿の床を埋めるように、
伸びて繁り、次々と花を咲かせていく。
「王妃の座に、あなたが座るのなら、婚姻の儀式を、誓いのキスを・・」
イリスは目を見開いたまま、
催眠術にかかったように、動けない。
シオンの大きな手が、イリスの肩を引き寄せた。
そのままシオンの唇が、イリスの唇に触れた。
次の瞬間、
シオンの手がイリスの頭を押さえて、強く舌を絡めてきた。
え・・・・甘い・・・・
それは、ずいぶん長い時のように思えた。
イリスの体から力が抜けていくと、ふと、手が緩んだ。
「なんだよー、キス、
すげーぇ、うめーじゃん」
イリスが顔を上気させ、うめいた。
「まぁ、長く生きていますからね」