この世からログアウト
「だぁーめ!!一緒に帰ろ?」



私は腕を引っ張られて強制的に家へ連行された。


そこで私はふととんでもないことに気がついてしまった。



「ぁ…ねぇ優希くんこれじゃ相合い傘になってる
よ?やっぱり私走って…」



「やだ。あいちゃん濡れたら僕絶対後悔するし相合い傘全然気にしてないよ?

逆に話せるから 嬉しい♪」




優希くんの言葉に少し心がじーんとして来るのが分かった。



「…そっか。」













「ねぇねぇあれ見て。あれさ優希と幸生だよね」


「まじっ!?」「相合い傘じゃん」「うーわー」


「さっすが100人オトした女」「こっわ。」


「そんなぁー私狙ってたのにー。…まぁいっか」




不敵な笑みを浮かべる影にもきずかずに。
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