この世からログアウト
お昼休み私は次の授業の準備しようと教科書に手を掛けたら




「あっ!世消原さん。先生呼んでたよ?
プールの裏に来てだって!」


「えぇっ!?本当!教えてくれてありがとうー」




やばい やばい やばい。私なんかしたっけ?


早く急がなきゃ…



「あれ?全然気配が…きゃっ!?」



私は地面の穴にお尻がすっぽりハマってしまった

なんでこんな所に穴が…?




「あら〜?世消原さんじゃない!
どうしたのこんな汚い格好して〜」




こいつじゃん。いやこいつしか居ないやん。後ろに女友達ぞろぞろ連れてきて。




「…なんですか?」


「…そうね。昨日見ちゃったんだぁ〜
優希くんと一緒に️♡…何してたの?あの時。」


「…私傘無くしちゃってさ、入れてもらってたん
だよね!」


「今すぐやめて。優希くんは皆んなの物。あんたが勝手に触れていいものなんかじゃない」




さすがに5対1は厳しい…殺気であたりはたっぷり
だった。私の気持ちも相まって。



「…言わせてもらうけど、優希くんはあんた達の 物なんかじゃない!!皆んなの物って…

ふざけるのも大概にしてよ!!」






キーンコーンカーンコーン






「ちっ…授業に遅れちゃうわ。またお会いしましょう。っあはは!!」




高笑いをして女子の塊は消えていった。


緊張が解けて私は座り込む。




「はぁーーっ……助かった。」



やっぱり優希くんのためにも自分の為にも


もう関わらないで居よう。きっとそれが正解。






そう決めたはずだったのだが…
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