十二歳の恋人
学校、明日から行ってみようかな……。
ずっとこのままでは、いけないよね。
キャンキャン
子犬が足元をクルクル駆け回って
慧琉についてきた。
「ただいま」
リビングから、お母さんが顔を出した。
「お帰り。慧琉、ちょっといらっしゃい」
手招きをしながら、リビングへ戻っていった。
ずっとこのままでは、いけないよね。
キャンキャン
子犬が足元をクルクル駆け回って
慧琉についてきた。
「ただいま」
リビングから、お母さんが顔を出した。
「お帰り。慧琉、ちょっといらっしゃい」
手招きをしながら、リビングへ戻っていった。