十二歳の恋人
慧琉の中では、週3日が嬉しくて楽しくて
両親だって、奏斗先生を信頼しているし、家族みたいな扱いしてる。

だけど、慧琉は違う

初めて見た日から1日1日好きになっていくの

「よーし!今日はここまでにしよう。」

「うん!!」

「うれしそうだな〜」

「奏斗先生ご飯食べてく日でしょ!?」

「悪いな…今日は駄目になったんだ!」

「えー!!」

「用事ができてな、今度な! 」

慧琉の楽しみが〜(泣)
「残念!じゃまたね!!」

そそくさと帰って行ったそんなに急いでどこへ行くの?
誰と会うの?
なぜ、慧琉は十二歳なのよ‥‥
奏斗先生と同じなら、彼女になれてたかもしれないのに
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