遠くから眺めるだけだった推しが溺愛してくるのですが、これは夢ですか?
「あのなぁ。お前らはそうなったら嬉しいのかもしれないけど、俺は正直嫌なんだよ。どこへ行くにも女子の目線が気になるし、いつの間にか自分の持ち物消えてることあるし、振るのも傷つけないように言葉選ばなきゃなんない。1日のほとんどが女子のために消費される俺の身にもなれよ!」
制服に着替えながら俺は一息に日頃の不満をぶちまけた。
「うわぁ。イケメンのシビアな現実聞いちゃったわ…」
2人の眼差しが若干哀れみを含んだものになる。
「俺は、女子に興味ないし今はサッカーに集中したい。それに今日は悠祐がいなかったから俺への声援が大きく聞こえただけだろ」
悠祐というのは俺の親友のことだ。今日は学校を欠席している。
「海斗も悠祐も何でイケメンは揃って女子に興味ないんだ?」
「望めばいつでも手に入るからじゃね?」
「この世はイケメンに有利にできてるよなぁ。フツメンには情け容赦ないぜ…」
制服に着替えながら俺は一息に日頃の不満をぶちまけた。
「うわぁ。イケメンのシビアな現実聞いちゃったわ…」
2人の眼差しが若干哀れみを含んだものになる。
「俺は、女子に興味ないし今はサッカーに集中したい。それに今日は悠祐がいなかったから俺への声援が大きく聞こえただけだろ」
悠祐というのは俺の親友のことだ。今日は学校を欠席している。
「海斗も悠祐も何でイケメンは揃って女子に興味ないんだ?」
「望めばいつでも手に入るからじゃね?」
「この世はイケメンに有利にできてるよなぁ。フツメンには情け容赦ないぜ…」