遠くから眺めるだけだった推しが溺愛してくるのですが、これは夢ですか?
「ちょっと待て」


話の途中で新谷からストップがかかる。


「何だよ」


「目で追ってるって言ったな。もっと知りたいとも。…その相手は女子か?」


「お、おお正解」


「△n◎※&dふ#!!」


「新谷大丈夫かよ?」


何に驚いているか分からない俺と並木はひたすら首をかしげる。


新谷は深呼吸を一つしてから俺をビシッと指さした。


「驚け並川。…海斗は"恋"をしている!!」
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