遠くから眺めるだけだった推しが溺愛してくるのですが、これは夢ですか?
「いつになったら俺のこと海斗って呼んでくれるの?」


根に持たれてる…!


「距離近…」


「今更じゃん。はい、あーん」


「あーんなんて、恥ずかしくて無理!」


「えー。困ったなあ。…じゃ、俺の名前呼んでくれたら勘弁してあげる」


何その究極すぎる交換条件…!


「…っうぅ…」


「ほら。早く言わないと無理やりにでも食べさせるよ?」


……推しにこんなことされて抵抗できるわけもなく。


でも、そのまま食べるのはなんか癪だ!
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