エリート航空自衛官の甘すぎる溺愛で囲い娶られました~敏腕パイロットの25年越しの一途愛~
 ただキスをされるのとは違う刺激を感じ、勝手に身体が反応した。

「や、やっぱりだめ、恥ずかしいから」

「俺しか見ないよ」

「篠に見られるのが一番恥ずかしいの……」

 繰り返されるキスは私への愛情を痛いほど伝えてくる。

 だけど言葉で言われるわけじゃないから、篠が私の身体を見てどう思っているかが気になってしょうがない。

 自分では平均だと思っている。でも篠は胸が小さいとか、下着がおしゃれじゃないとか、そんな感想を抱いているかもしれない。

「……がっかりさせてたらごめんね」

 予防線を張るために告げると、篠が小さく息を吐いた。

「いっそ、がっかりさせてほしかったな」

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