エリート航空自衛官の甘すぎる溺愛で囲い娶られました~敏腕パイロットの25年越しの一途愛~
「え……」

「こんなに興奮させられたら、連絡が来ても任務に集中できない」

 以前にも彼は似たようなことを言っていた。

 冗談だとわかっていても、熱い眼差しを見ていると本気なんじゃないかという気にさせられる。

 篠に身体を寄せられてきゅっと唇を引き結んだ。

 念願だった篠との〝いちゃいちゃ〟は、思っていたよりもずっとどきどきした。

 初めてで不安な部分もあるけれど、彼ならば大丈夫だという安心感もある。

「かわいい、実結」

 どこまでも優しくささやきながら、篠は私の服を脱がしていった。



◇ ◇ ◇



 深夜、ふと目が覚めた。

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