エリート航空自衛官の甘すぎる溺愛で囲い娶られました~敏腕パイロットの25年越しの一途愛~
「そうなの……?」

 篠の荒い吐息が肌をかすめ、火照った身体を高ぶらせる。

「夢の実結より、現実の実結のほうがかわいいな。当たり前か」

 目の前にいる私が現実だとたしかめるように、篠は隅から隅まで触れ、唇で愛撫した。

 もう恥ずかしいなんて言っている余裕はない。

 私の身体で篠の唇が触れていない場所はなくなってしまった。

「実結」

「篠……それ、だめ……っ」

「好きだよ、実結」

 いつもなら私の言うことを聞いてくれる篠が、今だけは聞こえていない振りをする。

 篠にしか許さない場所を指で探られ、暴かれてシーツをきつく掴んだ。

 再び深く繋がって、筋肉質な背中に腕を回す。

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