死にたがりやな君は、わたしのヒーローでした。
1.告白



それは、ある夏のこと。




綺麗な入道雲が浮かんでいる
青くて、綺麗で…美しい空の日だった。




私・永野 夏菜【ながの なつな】は、



クラスの人ともっと仲良くなる。という自分で作った小さな目標を達成するため、【な】が名前の中に3つあることをネタにし、クラスメイトに思い切って言ったつもりが完全にはは…と苦笑いされ、少しがっくりしながら、

最後の時間割の6限は、音楽なので音楽室で過ごしていた。



チャイムが鳴り、私達の教室、2年4組に帰ってきて帰る準備をしているところだった。



その時、机の中の教材を持って帰ろうと、




机に手をいれると、




机の中に、ある1枚の手紙が折りたたんでいれてあった。



それを見ると、





[今日の放課後、体育館裏に来て下さい]





とても綺麗で、小さな字で書かれてある。



「えっ」 


思わず声が漏れた。

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