死にたがりやな君は、わたしのヒーローでした。
家に帰る。
普通に手を洗って、部屋にこもる。
−嫌な予感がした。
もうすぐ、会えなくなる気がした。
夜もベットの中で寝ることができなかった。こわい。
「爽玖くん………っ……」
爽玖くんは、最初から死にたい人。
なのに。なのに、死んだら死んだで私は言うのか。ワガママすぎる…わたし……
「夏菜?どうしたの?」
お母さんはドア越しに心配してくれている。
「……なにもないよ。大丈夫」
「…そう」
私は、いつもこうだった。
悩みを人に相談したことがなかったな。
これは、悩みなのかはわからないけど。
そう私は今気づく。
普通に手を洗って、部屋にこもる。
−嫌な予感がした。
もうすぐ、会えなくなる気がした。
夜もベットの中で寝ることができなかった。こわい。
「爽玖くん………っ……」
爽玖くんは、最初から死にたい人。
なのに。なのに、死んだら死んだで私は言うのか。ワガママすぎる…わたし……
「夏菜?どうしたの?」
お母さんはドア越しに心配してくれている。
「……なにもないよ。大丈夫」
「…そう」
私は、いつもこうだった。
悩みを人に相談したことがなかったな。
これは、悩みなのかはわからないけど。
そう私は今気づく。