死にたがりやな君は、わたしのヒーローでした。
4.死にたがりやな君は、ヒーローでした。

温かい光と屋上の青

次の日。


いつも通り授業を真面目に静かに受け、
クラスメイトともっと緊張せず話せるようになった。


そして、また何気ない日常を進む。




次の授業の為、教科書を出そうと机に手を入れた。



すると、ある感触があった。




「まさか……っ」


ある1枚の手紙。


あの時と同じ、真っ白な手紙が折りたたまれてあった。


その時その瞬間、鳥肌が立つ。震える。



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