死にたがりやな君は、わたしのヒーローでした。
ムキになっている爽玖くんに笑ってしまった。「なんですか?」と、更に怒ってしまったけれど。
「さ、爽玖くんはどこの掃除場所なの?」
話題提示をしてみた。
「俺は、教室です」
「ふーん。そうなんだ」
「なんですか?聞いてきてふーんとか」
「あ、ああごめん」
これは中学生の頃言われたことがある。
気をつけようと思ってたのに。申し訳ない。
−キーンコーンカーンコーン−