甘々イケメンな双子くんから、愛されすぎて困ってます。



夜紘くんのこと考えただけで、こんな状態になっちゃうの……?


前はそんなことなかったのに。


「僕と一緒にいるのに夜紘に発情するなんて……叶琳ちゃんひどいなぁ」


「これは……っ」


「夜紘に嫉妬してるよ。いま叶琳ちゃんとキスしてるのは僕なのに」


唇に触れるだけの優しいキス。


「身体は夜紘を欲してるんだもんね」


頭ふわふわして、あんまり声が聞こえない。


このまま気を失っちゃったら楽なのに。

意識が飛びそうで飛ばない。


「仕方ないなぁ。夜紘のこと呼ぶから待っててね」


身体が熱くて、息が苦しいまま。

心臓もすごくバクバク鳴ってる。



発情はずっと続いて、身体が満足するまで普通の状態に戻れないんだ……っ。


前にもらった抑制剤を飲むことも考えた……けど。

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