甘々イケメンな双子くんから、愛されすぎて困ってます。
だから陽世くんは不満そう。
反対に夜紘くんはなんだか満足そう。
「いつか夜紘も僕と同じ目に遭えばいいのになぁ」
「俺はならないし」
「もしなったら、いま僕にしたように追い出してあげるからね?」
ひぇ……陽世くん笑顔で怒ってるの怖すぎる……!
こうして、陽世くんは渋々出かけて行った。
3人で暮らし始めてから、はじめて夜紘くんとふたりっきりで1日過ごすんだ。
とはいっても、あまり変わったことはなくて。
……と思ったら。
「今日ずっと叶琳のこと独占できてうれしい」
「さっきから抱きつきすぎだよ!!」
夜紘くんが、いつも以上にベタベタ甘えてくる……!
わたしがどこにいても、何をしててもお構いなし。
「ねー、叶琳」
「わわっ、またギュッてする……!」