甘々イケメンな双子くんから、愛されすぎて困ってます。



逃げても逃げても追いかけてくる抱きつき星人。


わたしだって、こんなにずっと触れられたらもたないのに……!


意識してドキドキすると、すぐに発情しちゃうから。


なるべく意識しないように、自分の中でうまく落ち着かせてたのに。


「あの、夜紘くん……っ。もう離してくれないと、わたしの身がもたないよ……!」


もうそろそろ限界……っ。

なのに。


「……叶琳のことギュッてするの好き」


うぇっ、な、なにいまの……。

ちょっと心臓おかしくなった。


それに、甘えん坊の夜紘くん可愛すぎないかな!?


「ねー、叶琳。頭撫でて」

「ふぇ!?」


な、なんなのこの猫みたいな夜紘くんは……!

顎とか撫でたら、ゴロゴロ言いそうだよ!?


「……かーりん?」

「ふはっ! はい!」

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