甘々イケメンな双子くんから、愛されすぎて困ってます。
これはわたしも一緒に寝るの?
「や、やひろ、くん?」
「…………」
え、もう寝た!?
スヤスヤきもちよさそうな寝息が聞こえる。
うそ、秒で寝ちゃったじゃん。
「えぇ……わたしどうしよう」
――と考えた結果。
なんとか夜紘くんの腕の中から脱出。
それから夜紘くんは、びっくりなことにお昼過ぎまで目を覚まさず。
さすがにもうお昼だし、お腹も空くだろうと思って起こしにいこうとしたら。
「うわっ、夜紘くん……!?」
なんとびっくり。
夜紘くんは起きていたようで、いきなり後ろから抱きついてきた。
「や、夜紘くん?」
「…………」
あれれ。反応がない。
えっ、これまさか寝ぼけてる?