甘々イケメンな双子くんから、愛されすぎて困ってます。



「わー、夜紘は相変わらず口悪いし物騒だね。それじゃあ、叶琳ちゃんいこっか」


「だ、だからぁ……わたしまだパジャマなんですけど!?」


「うん。叶琳ちゃんは今日も可愛いね」


あぁぁ、わたしの声聞こえてない……!!


抵抗むなしく、陽世くんにお姫様抱っこで外に連れ出されてしまった。


「それじゃあ、目的の場所までお願いね」

「はい、かしこまりました」


そのまま車に乗せられて、行き先もわからないまま。


30分くらいして、目的の場所に着いたみたい。


「じゃあ、いこっか」

「わたしこんな姿じゃ外歩けないよぉ……」


「それなら心配いらないよ? 今から僕がぜんぶ選んであげるからね」


――で、連れてこられた場所は。


「ふぁ!? こ、これはいったい……」


「叶琳ちゃんに似合うと思って用意させたんだよ?」

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