甘々イケメンな双子くんから、愛されすぎて困ってます。



こんな高級そうなところで洋服選んでもらったことないから緊張する……!


「叶琳ちゃんはピンクか白が似合うよね」

「ではそちらの色味で選びますね」


「あとデザインは彼女の好みを聞いてもらっていいかな」


「承知いたしました」


――で、3着くらいまで候補を絞ったんだけど。


ぜんぶ試着して陽世くんに見てもらうことに。


「こちらはどうでしょうか」

「うん、可愛いね」


「ではこちらは」

「うん、もう可愛すぎてどうしようか」


「こちらが3着目です」

「もうぜんぶもらおうか。あっ、でもそうなると今日は何を着たらいいかなぁ」


ひぇぇ……陽世くんの金銭感覚バグってる……!


「このあと行くところにはドレスコードがあってね」


ドレスコード??

あんまり聞き慣れない言葉が登場。

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