甘々イケメンな双子くんから、愛されすぎて困ってます。
「わたし魔法使えないよ!?」
「僕はもう魔法にかかってるけどね」
「っ……! からかっちゃダメだよっ!」
「からかってないよ? 僕は叶琳ちゃんの可愛さの虜なんだから」
陽世くんにドキドキさせられながら、景色とスイーツを堪能して、約1時間のクルージングが終了。
「あっ、そうだ。せっかくだから、叶琳ちゃんにプレゼント買いたいな」
「え!? もうプレゼントもらって……」
いま着てる服から、靴とかバッグとかぜんぶプレゼントしてもらったのに!?
「まだ足りないものあるでしょ?」
――で、連れてきてもらったお店にまたしても仰天。
「婚約指輪プレゼントしてなかったもんね」
「えぇっ、気が早いよ!?」
「将来のためにサイズ見てもらわないと」
「こんな高そうなお店わたしには合わないよ……!!」