甘々イケメンな双子くんから、愛されすぎて困ってます。
夜紘くんのことだから途中で寝ちゃいそう。
……と思ってたら、エンドロールまでちゃんと起きてた。
それに映画が好きなのか、見終わったあと楽しそうに感想を話してた。
ふたりでまったり過ごしてると、意外と時間が過ぎるの早いなぁ。
もう夕方の4時前。
なんだか慣れないことしたせいか、ちょっと眠い。
「ふぁ……」
「叶琳さっきから眠そう。少し寝る?」
「うん……」
ちょっと眠いので夜紘くんとお昼寝タイム。
「たまにはいーね。こうやってゆっくりするのも」
「ほんとにどこも出かけなくてよかったの?」
「昨日陽世に連れ回されて疲れたでしょ。それで今日も俺と出かけたら叶琳が大変だろうと思って」
えっ、それってもしかして……。
「わたしのこと気遣って、おうちデートにしてくれたの?」