甘々イケメンな双子くんから、愛されすぎて困ってます。
「なんでこんな厳重に……」
「あぁ、うちの家って外部に敵が多いんだよね。だから念には念をね?」
陽世くんが、カードキーと認証システムでロックを解除して自動で扉が開いた。
「あれ、叶琳ちゃんどうしたの? 早く中に入っておいで」
「や、やっぱり3人で一緒に暮らすなんて……」
すごく今さらだけど、冷静になってみたらやっぱりおかしいよ。
いくら言い伝えがあるからって、いきなり初対面の男の子たちと一緒に住むなんて。