甘々イケメンな双子くんから、愛されすぎて困ってます。
このまま甘いことされたら、発情しちゃうかも……しれない。
こんな状態で理性失ったら、大変なことになっちゃう。
「む、向くから……っ。背中もうやめてっ……」
くるっと夜紘くんのほうを向くと、目が合った。
こんなに身体が熱いのは。
お風呂のせいか、夜紘くんのせいか……。
「ねー……叶琳。俺といっこ約束して」
「やく、そく……?」
「陽世にはあんま隙見せないで」
「え……隙って……?」
「……今だって陽世が叶琳のこんな姿見たら、ぜったい襲いかかってる」
「お、おそ……!?」
「叶琳は危機感なさすぎなんだよ。俺たちが男だって、ちゃんとわかってんの?」
「わ、わかって……」
「わかってないからこんなことになってるんでしょ」
「んっ……」
「これが陽世だったらどーすんの」
「……っ?」