甘々イケメンな双子くんから、愛されすぎて困ってます。



「ほ、ほんとにごめんなさい……! 弁償はできないけど、その代わり陽世くんの言うことなんでも聞くから……!」


すると、陽世くんの動きがピタッと止まった。


同時に少し呆れた声で言った。


「……叶琳ちゃんはダメな子だね」


うっ……やっぱり心が広い陽世くんでも、さすがに許してくれない……?



「僕相手になんでもするって言っちゃうなんて」


え、あっ……。

肩を軽く押されて、身体がベッドに倒れていく。


「ひなせ、くん……?」

「僕みたいな男に食べられちゃってもいいの?」


危険な笑みを浮かべて、唇に人差し指をそっと添えて。



「夜紘に内緒で僕とイケナイコトする?」


イジワルなスイッチが入った陽世くんは、誰にも止められない。


さらに。


「あとね、部屋の扉開いたままだから」

「っ……」

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