甘々イケメンな双子くんから、愛されすぎて困ってます。

「最初叶琳ちゃんを見たとき可愛いなぁって思ったのが本音。あとは、昔からの決まり事で僕か夜紘と結ばれるのが決まってるなんて可哀想な子ってね」



「か、可哀想……」



「だって、いきなり会ったふたりと、どちらかが運命の番だから見極めてねーなんて言われたら、僕だったらブチ切れそうになるよ」



「でも、それは陽世くんと夜紘くんも同じなんじゃ。いきなりわたしが運命の番ですとか紹介されたわけだし」


「うーん、まあ僕たちはずっと前から聞かされてたからね。許嫁みたいな子がいて、僕か夜紘どちらかと結ばれる運命なんだって」



さらに陽世くんは話し続ける。