甘々イケメンな双子くんから、愛されすぎて困ってます。



このリビングに来る前に、部屋がいくつもあった。

しかもこのリビング広すぎない……?


3人で暮らすにしても、十分すぎるくらいの広さだし、とっても綺麗。


大きな窓からは、街全体の建物が小さく見えるほど。


真っ白のふかふかのソファに腰かけると、わたしの両隣に陽世くんと夜紘くんが座った。


「やっと落ち着いて話ができるね」

「えっと、ふたりともちょっと距離が近いような」


「そう? 僕はフツーだけど夜紘が近いよね」

「は? 陽世のほうが叶琳に近づきすぎ」


陽世くんはわたしの手をキュッとつないで。


夜紘くんはわたしの肩にコツンと頭を乗せてる。


このふたり距離感だいぶおかしくない……?


「夜紘と言い合いしてたらキリがないから。とりあえずこのまま話進めるね?」


「は、はぁ……」

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