甘々イケメンな双子くんから、愛されすぎて困ってます。
「もし叶琳ちゃんが僕に発情しちゃったら、僕が抑えてあげるからね?」
「……叶琳が嫌がるようなことしたら陽世でも容赦しない」
「わー、夜紘も叶琳ちゃんのフェロモンに惹かれてそんなこと言っちゃうの?」
「……違う。俺はもともと叶琳のこと――」
ハッとした様子で、話すのを途中でやめちゃった。
何か言いかけてたけど……。
「……なんでもない。陽世は見境なく襲いそうだから、あんま叶琳に近づくの禁止」
「えー、それは無理じゃない? 叶琳ちゃんのフェロモンに惹きつけられちゃうのは仕方ないよね?」
「陽世は何かと理由つけて叶琳に近づこうとするから油断できない」
「叶琳ちゃんも、僕か夜紘のフェロモンに惹きつけられちゃうよね、番同士なら」
フェロモンのせいかわかんない……けど。