甘々イケメンな双子くんから、愛されすぎて困ってます。
「やっ、ひなせ……くん、どこ触ってるの……っ」
陽世くんの手が、腰のラインをゆっくりなぞるように触れてる。
「どこって口にしていいの?」
「っ……そう、じゃなくて」
顎をクイッとつかまれて、陽世くんの瞳にとらえられる。
「さっきからね、叶琳ちゃんが甘い匂いで僕を誘惑してるんだよ?」
甘い、匂い……?
犬みたいにクンクンしてみると。
「ふっ……叶琳ちゃんにはわかんないよ? わかるのは番かもしれない僕と夜紘だけだよ」
陽世くんの瞳が熱っぽい。
それにちょっと息が荒くて、ふわっと甘い。
「フェロモンが覚醒してるときは、身体がすごく敏感になるからね」
「んっ……やぁ」
唇に指先が押し付けられただけで、心臓が激しくドクドク鳴ってる。
「はぁ……たまらないなぁ、この甘い匂い」
「っ……ぅ、首ダメ……っ」