甘々イケメンな双子くんから、愛されすぎて困ってます。



陽世くんの舌が首筋を舐めて、強く吸い付いて。


「叶琳ちゃんが僕のだって……噛み痕残したい」

「うぁ……」


さっきからすごく甘ったるい匂いがする。

吸い込むとクラクラして、頭の芯がジンッと痺れる。


全身……指先まで身体の隅々が熱い。


これがフェロモンのせい……っ?


「さっきから甘い声ばっかり漏れてるね。可愛い……もっとしたくなる」


フルフル首を横に振っても、止まってくれない。


何度も首筋にキスが落ちてきて、そのたびに熱に支配されて。


「叶琳ちゃんも熱くて限界? 僕もね、叶琳ちゃんが欲しくてたまらないよ」


陽世くんとの距離がゼロになる寸前――パッと意識が飛んだ。

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