甘々イケメンな双子くんから、愛されすぎて困ってます。



「どうして? 昨日の夜の続きしようよ」

「ま、まままって! いま朝だよ!?」


「朝だからどうしたの? あぁ、もしかしてもうキスしたい?」


「ち、ちがぁう!!」

陽世くんは暴走しだすと要注意……!


「可愛いなぁ、叶琳ちゃんは。ほら、おとなしく僕にされるがままになってね」


「あ、わっ……ぅ……」


どうしよう……っ、このままだとキスされちゃう……?


でもさすがにキスを許しちゃうのは……っ。


思わずギュッと目をつぶると。

ピーッと機械音が鳴った。


あれ、この音昨日も聞いたような。


すると、自動で扉が開いた。


「……もう時間切れだけど。ってか、やっぱ朝から襲おうとしてんじゃん」


「夜紘は空気読めないの? 僕と叶琳ちゃんが今からイチャイチャしようとしてたのにさ」


間一髪のところで、夜紘くんが部屋に入ってきてセーフ。

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