甘々イケメンな双子くんから、愛されすぎて困ってます。
「きゃぅ……ベッドこんなに広いのに……っ」
後ろから夜紘くんに包まれてしまった。
いま少し触れあっただけ……なのに。
思いに反して、また身体の熱があがっちゃいそう……。
「俺が叶琳を抱きしめたいからいーの」
若干、耳元にかかる息がくすぐったい。
それに夜紘くんの手の位置が、いろいろ際どくて。
さっきよりも、ちょっと身体の内側が熱い。
しばらく夜紘くんに抱きしめられたまま。
首だけくるっと後ろに向けると。
「……どーしたの? 眠れない?」
「ほんとにこのまま寝てもいい……の?」
「何かされるの期待してんの?」
「し、してないよ……!」
陽世くんのせいで、いろいろ勘ぐっちゃったよ。
「疲れてるみたいだから寝ていいよ」
や、優しい……!