甘々イケメンな双子くんから、愛されすぎて困ってます。



夜紘くんって、何考えてるかわかんなくてクールな印象だったけど。


「叶琳が嫌なら何もしない」

言葉通り、ただ抱きしめるだけ。


「それに叶琳がどうしても俺と寝るのが嫌なら、無理強いもしない」


「じゃあ、お互いどこで寝るの?」


「叶琳がベッド使えばいいよ。俺はそのへんで転がって寝るから」


「えぇ、それはダメだよ。身体に悪いよ」


何かされるかもって、ちょっと警戒してたから拍子抜けしちゃった。


「あの、そういえば昨日陽世くんに聞いたんだけど。わたしがいま着てる部屋着って、今日は夜紘くんが選んでくれたの?」


「……ん、そう。叶琳に似合うと思って選んだ」

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