甘々イケメンな双子くんから、愛されすぎて困ってます。
ネイビーでシンプルなもの。
襟と袖に白のラインが入ってて。
ショート丈のズボンのポケットに、さりげなくリボンがついてるデザインがとっても可愛い。
「叶琳はピンクとか白系が似合いそうだけど。少し大人っぽいのも似合うと思ったから」
「そ、そうなんだね。こういう色味も可愛いなぁと思って」
わたしのことを考えて選んでくれたんだ。
夜紘くんって、やっぱり優しいなぁ。
それに、ほんとに何もしてこないし。
これでわたしは今日安眠できる――と思ったのに。
夜紘くんがわたしの首元を見て、一瞬顔を歪めた。
部屋着の襟を、ちょっと強引に引っ張ってくる。
「え……っ、やひろ……くん?」
何もしないって言ったのに。
夜紘くんが勢いよく真上に覆いかぶさってきた。