甘々イケメンな双子くんから、愛されすぎて困ってます。



「これ……陽世につけられたの?」


鎖骨のあたりに少し爪を立てられて、昨日陽世くんにされたことが頭の中に浮かんでくる。


「真っ赤な痕がいくつも残ってる」

「そ、そんなに……?」


意識がボーッとしてたのもあって、そんなにつけられてたなんて気づかなかった。



「……やっぱ寝かせてあげんのやめた」

「え……?」


「ごめん……こんなの見せられて余裕とかない」


夜紘くんの指先がちょっと肌に触れただけなのに、そこだけじわっと熱くなる。


「……俺がぜんぶうわがきするから」


首筋にキスしながら、頬に触れたり手をつないできたり。


刺激がまんべんなく伝わって、身体の力がどんどん抜けていく。


「やひろ、くん……ぅ」

「じっとしてないと痛いよ」


うそ……だ。

じっとしててもちょっと痛い。

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