甘々イケメンな双子くんから、愛されすぎて困ってます。
熱が引いていかなくて、身体の奥からぜんぶ溶けちゃいそう。
「ねー……叶琳気づいてる?」
「ふぇ……、なに……っ」
「俺のこと欲しくてたまらないって顔してんの」
「や……ぅ、見ないで……」
顔を隠したいのに、手に力が入らない。
「……俺だけに見せて」
「これ、もうやだ……熱い……っ」
熱がたまり続けて、もどかしさから解放されない。
ずっとじわじわ熱に支配されてる感覚。
「陽世とはキスした?」
「してない……よ」
「んじゃ……叶琳の唇もらうのは俺ね」
「や、やひろく……んんっ」
やっ……なにこれ……っ。
唇が触れた瞬間、全身がうずいて熱い。
昨日みたいにクラクラなのに意識が飛ぶどころか、はっきりしてて。
「あー……叶琳の唇あま」
「んぅ……」
「たまんない……もっとしよ」