甘々イケメンな双子くんから、愛されすぎて困ってます。



甘いキスに、冷静な思考なんかどこかいっちゃう。


触れてる唇の熱が、甘く流れるように全身に伝わってる。



「陽世にもそんなかわいー声聞かせたの?」


「ぅ……っ、だって……抑えるのむり……っ」


「……いーよ。俺の前では抑えなくて」

「ん……」


「可愛い叶琳は俺だけの……ね」


キスが深くなって、熱があがった瞬間――目の前が真っ白になった。


そこから先の記憶はなく。

目が覚めたら夜紘くんと一緒に寝てた。



そしてその日の夜、お風呂から出て鏡を見てびっくり。


「うわ……すごい痕」

真っ赤な痕が首筋とか肩に残ってる。


「ふたりともつけすぎだよ……」


なんとか服で隠れそうだから、まだいいけど。


いや、よくないけど……!


「うぅ……これからどうなっちゃうの……!」


まだまだわたしの生活は波乱でいっぱい。

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