甘々イケメンな双子くんから、愛されすぎて困ってます。



「だって叶琳ちゃん今日お昼ひとりでしょ? だから一緒に食べたいなぁと思ってね」


あっ、わたしがひとりだって気づいてくれたんだ。


それで女の子たちのお誘いも断ってくれたのかな。


「な、なんかごめんね。あんなに女の子に誘われてたのに」


「もともと断るつもりだったから気にしないで」


人気のある場所だと目につきそうだから、屋上でお昼を食べることに。



「今日いい天気だねっ。青空の下でお弁当食べるのって久しぶりかも」


「僕は叶琳ちゃんとふたりでお昼食べられるのうれしいなぁ」


「陽世くんとふたりでごはん食べるのはじめてだね」


「いつもは夜紘も一緒だからね。今は僕が叶琳ちゃんを独り占めできちゃうわけだ?」


「へ、変なことしちゃダメだよ!?」

< 63 / 180 >

この作品をシェア

pagetop