甘々イケメンな双子くんから、愛されすぎて困ってます。
「だって叶琳ちゃん今日お昼ひとりでしょ? だから一緒に食べたいなぁと思ってね」
あっ、わたしがひとりだって気づいてくれたんだ。
それで女の子たちのお誘いも断ってくれたのかな。
「な、なんかごめんね。あんなに女の子に誘われてたのに」
「もともと断るつもりだったから気にしないで」
人気のある場所だと目につきそうだから、屋上でお昼を食べることに。
「今日いい天気だねっ。青空の下でお弁当食べるのって久しぶりかも」
「僕は叶琳ちゃんとふたりでお昼食べられるのうれしいなぁ」
「陽世くんとふたりでごはん食べるのはじめてだね」
「いつもは夜紘も一緒だからね。今は僕が叶琳ちゃんを独り占めできちゃうわけだ?」
「へ、変なことしちゃダメだよ!?」