甘々イケメンな双子くんから、愛されすぎて困ってます。



「あぁ、ほら……上目遣い可愛い」

「っ……!? ふぇっ!?」


「可愛いからしちゃった」

「ほっぺにキスするのダメ……!」


こうも毎日ふたりから迫られて、ドキドキしないほうが無理なわけで。


「や、やっぱりこんな生活変だよ……!!」

「えー、今さらじゃない?」


ふたりはお構いなしでグイグイ攻めてくるから。


わたしの心臓は、ちっとも休まる暇がない。



* * *



「あれっ、叶琳ちゃんなんかお疲れだね~?」


「夏波ちゃん……わたし全然休まらないよぉ」


今やっとお昼休みを迎えて、ふたりと離れて夏波ちゃんとお昼ごはん。


「えぇ~、急にどうしたの? あっ、もしかして双子くんたちに攻められすぎて、休まる暇がないとかっ?」


その通りなんだけど、なんで夏波ちゃん楽しそうなの。

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